お客様によく、こういうことはどの先生に頼めばいいの?とご質問を受けます。
不動産登記関連のお仕事をしていますと、相続税や贈与税のことなど税金の相談をうけることも多くあります。
一般のお客様からすれば、司法書士も税理士もそんなに接する機会がないので区別がつかないのも仕方のないことだと思います。
そこで、今日はそんなの知ってるよ!と言われそうですが、一般のお客様のためにそれぞれの士業がどのようなお仕事をされているのかをご紹介したいと思います。
弁護士・・・刑事裁判、民事裁判、あらゆる法律問題のスペシャリスト。
言わずと知れた士業の王様です。
われわれ司法書士・・・法務局への登記申請(不動産の名義変更、会社の設立等)、
相続問題のスペシャリスト。
訴額の小さな民事の紛争なども扱えます。
土地家屋調査士・・・土地の測量、建物の取壊しや新築による表題部登記のスペシャリスト。
土地の境界確定の手続きも土地家屋調査士の先生のご専門です。
行政書士・・・司法書士とよく混同されがちですが、司法書士は主に法務局関連の仕事、
行政書士は主に官庁関係の仕事がご専門です。
代表例は、宅建・建設その他あらゆる許認可、
ビザなどの入国関係のお仕事のスペシャリスト。
税理士・・・説明はいらないと思いますが、各種税金問題のスペシャリスト。
公認会計士・・・法人内での税務監査のスペシャリスト。
税理士と混同しがちですが、そもそも扱うお仕事の分野が違います。
社会保険労務士・・・給与計算、社会保険、労働保険の手続きなど雇用問題の
スペシャリスト。
最近は海外からの労働者受け入れなどニーズが高まっています。
宅建士・・・宅地建物取引主任者から名称が変わり、士業の仲間入りです。
不動産取引になくてはならないスペシャリスト。
以上簡単ではありますが、各士業の主要なお仕事をご紹介させていただきました。
もちろん先に述べたのはあくまで代表例であり、各士業のお仕事はこれだけ!と限定されておらず多岐に渡ります。
この仕事は誰に頼めばいいの?というご質問がありましたら、お気軽にご質問ください。
まこと司法書士事務所では各士業の先生とそれぞれ連携を取っておりますので、お客様のご相談にワンストップで対応させていただきます。